国によって、生活レベルや税金も結構違ってきます。 そのため、給与イメージについて一番想像し易いのは手残り額になります。 結論から言うと、給与が高い所でも、必ず手残りが多いとは限りません。 給与は他国より低くとも、国により手残りが多くなることもございます。 状況によって違ってきますが、以下は各国の事例をご紹介させて頂きます。
ドイツの事例
収入:3,200€(ドイツにいる和食シェフの平均月給は~2,000€)
- 月給:3,000€
- チップ:200€(目安)
支出:2,050€
- 税金など:1,200€
- 家賃:600€(一人暮らし部屋)
- お店の賄いがあるため、月4〜5日間の自炊や外食:150€
- 高熱水道代:100€
手残り額=~1,150€(2018年6月のトレード:約15万円)
シンガポールの事例
収入:6,500SGD
- 月給額面:6,500SGD
支出:1,750SGD
- 税金など:650SGD
- 家賃:1,000SGD(一人暮らし部屋)
- お店の賄いがあるため、月4〜5日間の自炊や外食:100SGD
- 高熱水道代:0SGD(家賃に含まれている場合が多いそうです)
手残り額=~4,750SGD (2018年6月のトレード:約38万円)
中国
収入:20,000RMB
- 月給額面:20,000RMB ※ ご経験によって幅がありますが、低めの方で計算してみます。
支出:7,700RMB
- 税金など:5,000RMB
- 家賃:2,000RMB(一人暮らし部屋)
- お店の賄いがあるため、月4〜5日間の自炊や外食:500RMB
- 高熱水道代:200RMB
手残り額=~12,300RMB (2018年6月のトレード:約21万円)
香港
収入:$25,000HKD
- 月給額面:$25,000HKD ※ ご経験によって幅がありますが、低めの方で計算してみます。
支出:$4100HKD
- 税金:8~10%=$2500HKD
- MPF(香港の年金制度。強制性公績金):5%、$1250HKD、会社から同額貰って、運用資金として蓄積します、本帰国する際に、当時の全額を貰えます。そのために、支出に加算しません。
- 家賃:会社負担、通常~$10,000HKD
- 賄いあり、ローカル食$60ぐらい、月5日外食、毎日三食~$900HKD
- 高熱水道代:$700HKD
手残り額=~$20900HKD (2018年7月のトレード:約29万円)
ニューヨーク
収入:~3600USD
- 月給:3600USD
支出:2244USD
- 税金:18%=648USD、会社補助あり、税金は月~360USD
- 家賃:1400USD
- 賄いあり、月8日休み、外食一食は16USD、一日三食は~384USD
- 高熱水道代:100USD
手残り額=~1456USD(2018年7月のトレード;約15万円)
ローマ
収入:1800€(税引き)
- 月給:1800€(税引き) ※ ご経験によって幅がありますが、低めの方で計算してみます。
支出:280€
- 税金:27%
- 家賃:住宅提供、450€相当
- 賄いあり、月4、5日休み、外食一食=12€、一日三食=~180€
- 高熱水道代:100€
手残り額=~1520€(2018年7月のトレード:約19万円)
ロンドン
収入:~£3000
- 月給:£3000
支出:£1294
- 税金:13%=~£390
- 家賃:£500
- 賄いあり、月7、8日休み、外食一食=£11、一日三食=~£264
- 高熱水道代:£140
手残り額=~£1706(2018年7月のトレード:約25万円)