1. ◇地球上に日本食レストランは何軒ある?

和食がユネスコに無形文化遺産に登録されたことを機に、世界各国の日本食レストラン数は増加し続け、その数はなんと11万8000軒以上になったといわれています。 (2017年10月時点)。

2017年初頭から本格的にサービスを開始したWashokujobにも 今日までに27ヵ国及び地域から「和食の調理人」を求めるお声をいただき 和食人材を求める広告を掲載してきました。 日本食レストランが増え、その調理人を求める数も増加傾向ということが分かりますね。

2. ◇海外における「日本食」文化の浸透

はじめて日本食に触れる外国人は日本食=刺し身・寿司のイメージしかなく、世界各地で「日本食」と呼ばれる料理も、実際に提供している料理が味も見た目もどれをとっても そう呼ぶにはふさわしくない料理だったのは今からたった十数年前。

にもかかわらず、今や諸外国の「日本食」レストランと言えば、寿司を筆頭に、 焼き鳥・天ぷら・鉄板焼き・すき焼き・蕎麦・うどん・ラーメンなど、 日本の居酒屋のようにあらゆる日本食メニューを豊富に提供するようになりました。 それだけ、寿司や刺身以外の「日本食」が浸透してきたと言えるのかもしれません。

3. ◇さらなる「日本食」ニーズに応えるために

一方、近年インターネットの普及や訪日観光ブームをきっかけに、世界中の人々が 日本国内で提供されている本物の「日本食」を知り、実際に日本へ旅行に来て 本場の味を体験するようになると、海外の日本食レストランにも新たな変化が 起き始めたのです。 それが、海外の「日本食レストランの専門店化」です。

以前はどのレストランも“カリフォルニアロール”のように、現地のお客様の好みの 味付け・食感・見た目に合わせたアレンジを施し提供されていた「日本料理」ですが 世界中で日本食文化がさらに浸透し、大衆の食感も変化するにつれ、 「本場の味を追求し最高の日本料理を味わいたい!」という人々の欲求が高まり、 これを背景に、海外の日本食レストランも「専門店化」へ舵をきり、その味の追究に 力を入れ始めているようです。

4. ◇世界で「日本食」をふるまおう!

こうした「日本食」を取り巻く変化に伴い、海外から本場日本の味を知る 和食調理人を求める海外のレストランは急増しています。 日本の国内で日本食の伝統を守っている料理人のみなさんにとっても 今が海外で本格的な「日本食」を提供する機会を得るチャンスであることは確かです!

さらに多くの和食調理人が、世界各地の日本食レストランで活躍してほしい! Washokujobもそれを願い、みなさんの海外への挑戦を応援・サポートしてまいります。