中国最南端にある海南島は東洋のハワイと言われる熱帯地域で、中国にあって中国にあらずな島。美しいビーチを有する九州とほぼ同じ面積のリゾートアイランドは熱帯フルーツや植物が豊富で、マリンスポーツなども充実しています。

1. 人気の観光地

 海南島は日本国内でこそ認知度は高くありませんが、2018年には7600万人あまり(内2%が外国人ツーリスト)が訪れた中国有数の観光地です。三亜市の白い海浜、蜈支洲島、天涯海角、五指山などの名勝のほか、高級リゾートホテル、ゴルフ場、温泉も多くあり、気温も年間を通し26.5度以上という常夏の島です。

2. 日本人の食感と近い海南島料理

 海南島料理はもともと香港料理と広東料理に似ており、新鮮な魚料理が1つの特徴です。また、熱帯フルーツが多く生産されており、フルーツを料理に入れるケースも一般的。 現地で有名な「文昌鶏」「和楽蟹」という名の料理は、日本人の味覚にとても合うと言われてます。

3. 物価の差が激しい

 海南島は中国国内でも特区とされ、政府主導の大規模な開発が行われています。 主な開発プロジェクトは観光業や国際貿易で、近年不動産の値上げが著しい一方、地域格差も拡大しつつあります。 例えば、三亜市の1LDKは家賃4~10万円/月ですが、海口市の1LDKは2~5万円/月。三亜市の物価は最も高く、日用品や飲食の価格は東京の50%~80%に相当します。 ただし観光の中心エリアを離れると、物価や家賃は大幅に安くなります。現地の労働者の月間収入は8万円前後。節約するならば現地の方が住むエリアへの居住がオススメです。


◇その他のデータ

人口 925万 海口市、三亜市は主な大都市

面積 3.39万㎢

言語 マンダリン、閩南語

通貨 人民元(中国元)、1CNY=16.59JPY

気候 北部は温帯、南部は熱帯気候。年間を通じ季節や温度の変化なし、年間平均温度26.5度。紫外線の防止策が重要です

◇交通手段

残念ながら、日本から海南島への直行便はありませんが、香港・広州・深セン乗り継ぎ便で行くことが可能です。(約11~25時間)

・主な空港 海口美蘭国際空港、三亜鳳凰国際空港

海南島と中国大陸の間には橋やトンネルがありませんが、広州から海南島までは電車でアクセス可能です。「電車が舟に乗って海を渡る」さまはここでしか見られない絶景です!

◇ビザ

 中国の就労ビザ取得は難しい、とよく耳にしますが、実際、他の多くの国と比較すると、中国の就労ビザは条件が緩い傾向にあり、言語の制限、調理師免許の制限、年齢制限もありません。

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