最近、全国ネットの人気番組で“マレーシアで優雅に暮らしている飲食業勤務の日本人女性”が紹介されたところ…急に海外転職ブームが過熱?!Washokujobには短期間に多くの方から「マレーシアの募集案件がありますか?」という問い合わせが殺到しました^^;

日本国内では、少子化や高齢化とともに飲食店が淘汰され競争も激化しているためか、 就業の場を変え、海外で日本料理を振る舞う仕事に就く流れも盛んになってきました。

しかし実際、和食業界における海外転職は、そう容易なものではありません。 ※こちらの記事参照→ →→https://washokujob.com/post/30

では海外の和食店への転職を成功させるには何が重要でしょうか?

実際に、これまで弊社を通して就業された方たちの ☆成功例☆や★失敗例★をみてみましょう!

【スキルについて】

「海外の和食レストラン」と一口に言っても、その業態は多種多様。 高級懐石・寿司店や大衆向けの和定食店、和食の伝統を重んじる店や現地の方に好まれる味を取り入れる店、日本人経営の和食店と現地オーナーの店…など、味はもちろん、雰囲気や文化、お店のルールも様々ですが、実は求める採用条件のある一点は共通しています。 それは…「経験が何年あるか」という点。 海外レストランのオーナーは最低でも1年、多くは3-10年の調理(またはホール、マネジメント)経験を求めます。 もちろん未経験でOKのお仕事もございますが、選択肢は狭まりますので、国内の和食店で少しでも実績を積んでいただくこともオススメ。 一部の高級店については、「料理長経験」や「高級店で●年のシェフ経験」など求める場合もございます。 また、ローカルスタッフと円滑なコミュニケーションを取って互いを認め合う関係性を構築するためにも、何事にも柔軟な姿勢で臨むチャレンジ精神をもっているかどうか、も内定をもらうためのポイントです。

【年齢について】

海外転職には「就労ビザ」の取得が必要ですが、その基準として年齢制限を設ける国が多いのも実情です。国により異なりますので、まずは希望する国のビザ取得基準など、ご自身で調べてみることをオススメします。 分からない場合は、Washokujobのキャリアアドバイザーにもぜひご相談ください。

【学歴について】

海外転職の際、学歴が影響する場合もあります。ビザに関わる場合はもちろん、募集企業によっては学歴を「高校卒業以上」と設定する場合もございます。 とはいえ、学歴「中学卒業」であっても、調理師免許があればOK!懐石(寿司)経験●年以上あればOK!という国や企業もありますので、求人票の応募資格でよく確認しましょう。

【免許】

一部の国および地域はビザ発給に「調理師免許」を必須としていることもあり、 選択肢を広くもつためにも調理師免許を所持していることは有利となります。 もちろん、持っていなくても渡航可能な国や企業もたくさんございますので、 まずはWashokujobのキャリアアドバイザーにもご相談ください。

【語学力】

言語力を求めない国も多いですが、ビザ発給の条件として、イギリス、カナダ、オーストラリアなどは求める英語力レベルを明示し、ルール化しています。 おもに英語力があると、求人の選択肢が広がるのが実情です。

【内定後】

日本国内での転職では、内定を取れば一安心…という感覚もございますが、 海外転職の場合、内定は【転職を成功させる第一歩】と言っても過言ではありません。 これまで、海外レストランへの内定を取得したにも関わらず、 以下の原因で入社まで至らなかったシェフのケースもあったのです。

1パスポートの残存有効期限が足りず渡航できなかった

2勤めた会社から在籍証明書を獲得できなかった

3現地に研修や面接に行く際、不法な所持品で入国拒否された

4入国管理局の面接官に不適切な発言や答えをしたため、入国拒否された

5履歴書等の書類にねつ造・改ざんなどがあると発覚、内定取り消しになった

6航空便の出発時刻に間に合わず、内定企業とトラブルが発生してしまった

無事に就業をスタートするまで、油断せず準備したいものですね。

【家族帯同】

弊社で取り扱う海外求人においては、単身での渡航例が多いのが現状です。 その理由は、就労ビザについては、単身での就労ビザが取得しやすいから。 弊社を経由し、無事に海外渡航された方たちは、おもに先に単身で渡航し、生活や仕事環境が安定してから、数カ月~1年後に「家族長期滞在ビザ」を申請されています。

【転職の目的】

「なぜいま、海外へ転職するのですか?」。この質問にすぐ答えられますか? 面接の際、このような質問をされるケースも多いです。

考えや目標、見通しなど、ご自身の言葉で明確にお話しできることはとても大切。 ぜひ「なぜ海外なのか?」をご自分の中で再確認されることをオススメします。