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韓国E-7ビザ 調理師の要件:店はスポンサーになれるか

E-7「厨房長および調理師」(451)の現行ルール。営業面積・VAT・韓国人スタッフの最低基準、雇用できる外国人調理師の人数、料理人が証明すべきこと、2026年の賃金要件と日程。

最終更新 2026年9月27日 WashokuJob

韓国の和食店が日本から料理人を呼ぶには、E-7ビザの「厨房長および調理師」(現在のコードは451、旧441)を使います。店側の条件は、営業面積60㎡以上、前年の付加価値税(VAT)納付額300万ウォン以上、雇用保険に加入した韓国人スタッフ2人以上の3つです。雇用できる外国人調理師の人数も、この3つの数字から算出されます。料理人の年収は2026年の基準で2,589万ウォン以上が必要です。

このページは、自店が料理人のスポンサーになれるかを確かめたいオーナーや本部の人事担当者向けです。全国共通のルールと申請の流れを扱います。ソウルの給与水準、1人あたりの総コスト、候補者の探し方はソウルで日本人料理人を雇うを、面積要件が緩和される観光飲食店の指定については釜山のガイドをご覧ください。

目次

  1. 5分でできる確認:自店はスポンサーになれるか
  2. 雇用できる外国人調理師の人数
  3. 新規開業の場合の扱い
  4. 料理人本人が証明すること
  5. 給与の下限
  6. 採用決定から初出勤までの日程
  7. E-7ですでに韓国で働いている人を雇う
  8. 今週やること

1. 5分でできる確認:自店はスポンサーになれるか

HiKoreaで公開されている法務部のマニュアル(査証マニュアル2026年9月1日版、滞在マニュアル2026年9月18日版)を読みました。厨房長および調理師は準専門人材(E-7-2)に分類され、日本料理の厨房長と調理師は対象として明記されています。韓国料理、軽食、コーヒー、伝統茶の調理師は対象外です。

雇用できるのは、観光ホテル、観光飲食店、外国人観光客専門の飲食店、航空会社の機内食部門、そして観光関連の指定はないものの下表の最低基準をすべて満たす外国料理専門店です。和食店はマニュアルの表では「一般飲食店」にあたります。

審査項目一般飲食店の最低基準証明方法
営業面積60㎡以上営業面積を示す書類
VAT納付額年間300万ウォン以上税務署発行の付加価値税課税標準証明(부가가치세과세표준증명)の「納付税額」。還付分は除く
韓国人スタッフ2人以上雇用保険加入者名簿。韓国人、永住者、結婚移民者で、3か月以上名簿に載り、時給・月給とも最低賃金以上を支払われている人

3つとも満たしていれば入口の審査は通ります。ただし、ほかにも落とし穴が2つあります。1つは、形式上は基準を満たしていても、外国人客の利用実績や見込みがまったくなく、安い外国人調理師を使う目的と判断されれば、原則として招へいが制限されることです。もう1つは有利な点で、観光便宜施設業の指定を受けた事業者は、VATと韓国人スタッフの基準を満たせば、面積は最低基準の50%、つまり30㎡で足ります。

2. 雇用できる外国人調理師の人数

許容人数は、面積、VAT、韓国人スタッフ数それぞれから求めた人数の平均で決まり、韓国人スタッフ数から求めた人数を超えることはできません。一般飲食店の表の最初の6列は次のとおりです。

外国人調理師の許容人数営業面積年間VAT納付額または年間売上課税標準韓国人スタッフ
1人60㎡以上300万ウォン以上6,000万ウォン以上2人
2人70㎡以上500万ウォン以上7,500万ウォン以上3人
3人100㎡以上600万ウォン以上1億ウォン以上4人
4人150㎡以上800万ウォン以上2億ウォン以上4人(原文どおり)
5人200㎡以上1,000万ウォン以上3億ウォン以上5人
6人250㎡以上1,500万ウォン以上4億ウォン以上6人

表は、面積700㎡、VAT5,000万ウォン、売上12億ウォン、韓国人スタッフ12人で12人まで続きます。原則はVAT納付額で判断し、還付や免税でVATが実態を示さない場合に売上の列を補助的に使います。

計算例。営業面積100㎡、前年のVAT納付額800万ウォン、韓国人スタッフ6人の和食店の場合、面積から3人、VATから4人、韓国人スタッフから6人となります。平均は4.3人で、韓国人スタッフによる上限6人を下回るため、許容人数はおよそ4人です。この表について端数の扱いはマニュアルに書かれていないので、小さいほうの整数で計画してください。

差し引きのルールも2つあります。賃金未払いなどで在留資格を変えた外国人や所在不明になった外国人がいる場合、その人数が1年間、許容人数から差し引かれます。また、結婚式場、出張ビュッフェ、イベント会社など常時勤務が難しい業態は制限されます。

3. 新規開業の場合の扱い

新しい店は雇用保険3か月の条件を回避できない、と書かれた解説は多く、このページの以前の版もそうでした。現在のマニュアルは違います。開業日が申請日から3か月以内の場合は雇用保険の加入期間を問わず、すでに韓国人スタッフの最低基準を満たしている店が追加や交代の調理師を申請する場合も同様です。

VATについても、実績のない新規事業者は、同業・同規模の事業者の平均納付額、これまでの月平均納付額を年換算した額、または売上課税標準で算定できます。つまり新規店でも申請はできますが、人数は韓国人スタッフ数で頭打ちになります。韓国人スタッフが2人なら、面積がいくら広くても外国人調理師は1人です。

4. 料理人本人が証明すること

確認できなかった点で、採否を左右するもの:マニュアルは海外の調理資格を「中級以上」と「初級レベル」に分けていますが、例として挙がっているのは中国と台湾だけです。日本の調理師免許がどちらに当たるかは書かれていません。内定を出す前に、申請先の出入国管理事務所か依頼する行政士(행정사)に、日本の調理師免許の扱いを確認してください。

韓国外で修業した日本料理の料理人が使えるルートは次のとおりです。

料理人が持っているもの必要な経験年数
国際的に認められた料理大会での入賞歴不要(資格・経験とも免除)
中級以上の資格不要
初級レベルの資格3年以上
6か月以上の教育課程の修了5年以上
資格も教育もない(経験10年)日本料理では使えません。正規の教育課程がない郷土料理などに限られます

経験年数は資格を取得した日以降の分だけが数えられます。調理師免許、在職証明書、教育修了証には、アポスティーユ(日本では外務省が発行)か、在日韓国公館の領事確認が必要です。5つ星ホテルが自ら選考した料理人の場合は、この手続きを省略できることがあります。

面接の段階から、日本の前職の在職証明書を集め始めてもらいましょう。書式は在職証明書と翻訳のガイドにあります。

5. 給与の下限

2026年9月27日確認の数字。E-7-2の2026年の賃金要件は年2,589万ウォン以上で、法務部が毎年公告します。最低賃金は2026年が時給10,320ウォン、2027年1月1日からは時給10,700ウォン(月209時間で月2,236,300ウォン)で、毎年8月に翌年分が告示されます。調理師の項目は2026年9月のマニュアルで確認しました。マニュアルは年に数回改訂されます。

雇用契約書には、月の給与総額と労働時間を必ず併記し、時給と月給の両方が最低賃金を上回るようにします。在留期間の延長審査では前年の所得記録が賃金要件と照らし合わされるため、下回っていると延長が認められないことがあります。

実際の提示額は、この下限ではありません。2026年の賃金要件はフルタイム1年分の最低賃金とほぼ同じで、2027年は最低賃金だけで年約2,680万ウォンになります。日本料理の料理人の給与水準と、提示額の決め方はソウルのページにまとめています。

6. 採用決定から初出勤までの日程

マニュアルには処理期間が載っていません。下表の期間は計画上の目安で、公式の処理期間ではありません。管轄の出入国管理事務所に確認してください。

勤務開始の何週間前やること
16第1章の確認をする。VAT証明と雇用保険の名簿を取り寄せる。日本の調理師免許の扱いを問い合わせる。
14面接と実技試験。採用する料理人を決める。
12料理人が日本で在職証明書を依頼し、外務省でアポスティーユを取る。
9雇用主が出入国管理事務所に査証発給認定書(사증발급인정서)を申請する(直接または代理人経由)。
4認定書が出たら、料理人が在日韓国公館でE-7ビザを申請する。ビザはシングルで、滞在期間の上限は2年。
1ビザを受け取ってから、料理人が日本の職場に退職を伝える。航空券と住居を手配する。
0〜+12入国、雇用保険への加入、外国人登録(90日を超えて滞在する場合は入国から90日以内)。

7. E-7ですでに韓国で働いている人を雇う

厨房長および調理師は、職場を変えるのに事後の届出ではなく事前の許可が必要な職種です。滞在マニュアルでは、元の雇用主の休業・廃業、賃金未払い、経営悪化の場合や、元の雇用主が移籍に同意した場合に主に認められます。契約期間を満了した場合や、雇用主側が契約に違反した場合は同意は要りません。本人の責任で解雇または中途退職し、元の雇用主の同意もない人は、新たに申請し直すことになります。

受け入れる側の店も第1章の基準を満たし、許容人数に空きがなければなりません。なお、調理師が別の職場を追加で持つ場合、そこでの勤務時間は本来の職場の3分の1を超えられません。

8. 今週やること

  1. 営業面積を、記憶ではなく書類上の数字で確認する。
  2. 税務署で前年の付加価値税課税標準証明を取る。
  3. 雇用保険加入者名簿を出し、最低賃金以上を受け取っている韓国人スタッフを数える。
  4. 第2章の表で許容人数を計算する。
  5. 日本の調理師免許の扱いを、出入国管理事務所か行政士に書面で確認する。
  6. 候補の料理人に、これまでの全勤務先から日付入りの在職証明書を取り寄せるよう伝える。

申請先の出入国管理事務所または行政士に、韓国語で次の内容を送り、書面の回答を保管してください。

【문의】특정활동(E-7) 주방장 및 조리사(451) 초청 관련
1. 일본 도도부현 지사가 발급하는 조리사 면허(調理師免許)는 매뉴얼상 '중급 이상 자격증'과 '초급 수준 자격증' 중 어디에 해당합니까?
2. 당사 기준: 사업장면적 [ ]㎡, 전년도 부가세 납부액 [ ]원, 고용보험 3개월 이상 등재 내국인 [ ]명. 허용인원은 몇 명이며, 평균값의 소수점은 어떻게 처리합니까?
3. 개업일은 [ ]입니다. 고용보험 가입기간 요건이 적용됩니까?
4. 사증발급인정서의 현재 처리기간은 어느 정도입니까?
업체명 [ ] / 사업자등록번호 [ ] / 담당자 [ ] / 연락처 [ ]

変わる数字:E-7の賃金要件(毎年公告)、最低賃金(毎年8月に翌年1月分を告示)、HiKoreaのマニュアル(最新は2026年9月1日・18日改訂)。次回確認は2027年1月です。

よくある質問

小さな和食店でも日本から料理人を呼べますか。

営業面積60㎡以上、年間VAT納付額300万ウォン以上、雇用保険に加入した韓国人スタッフ2人以上なら可能です。最低基準ぎりぎりの場合、許容人数は1人です。観光便宜施設業の指定があれば面積は30㎡で足ります。

E-7の調理師の職業コードは441ですか、451ですか。

2026年9月のマニュアルでは厨房長および調理師は451で、441は旧コードとして併記されています。代理人のサイトや古い解説では441のままのものもあります。出入国管理事務所から別の指示がない限り、新規申請では451を使ってください。

2026年のE-7調理師の最低年収はいくらですか。

準専門人材(E-7-2)の2026年の賃金要件である年2,589万ウォンです。加えて時給と月給の両方が最低賃金以上でなければなりません。2027年1月からは、フルタイムの最低賃金だけで年約2,680万ウォンになります。

開業前に申請できますか。

マニュアルでは、開業から3か月以内の事業者は雇用保険3か月の条件が問われず、VATも同規模の事業者などから推計できます。ただし許容人数は韓国人スタッフ数で上限が決まるため、韓国人チームを先に採用してから申請してください。

免許はないが経験10年の料理人は対象になりますか。

日本料理ではなりません。免許なしで経験10年のルートは正規の教育課程がない郷土料理などに限られ、日本料理、中国料理、西洋料理は除外されています。免許、6か月以上の教育課程、大会の入賞歴のいずれかが必要です。

本記事は2026年9月時点で公開されている法務部のマニュアルに基づく一般的な情報で、法律や出入国手続きの助言ではありません。マニュアルは年に数回改訂され、審査には裁量があります。実行前に出入国管理事務所または行政士に確認してください。

出典

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