中東・中南米

モルディブのリゾートで日本人料理人を採用する

モルディブの日本食料理人の求人はリゾートの求人です。求められる役割、島での仕事の伝え方、2026年9月15日からの入国パス変更を含むXpat就労許可制度を解説します。

最終更新 2026年9月22日 WashokuJob

目次

  1. リゾートの和食厨房に必要な人材
  2. 島での仕事を日本の料理人にどう伝えるか
  3. 2026年の就労許可制度
  4. スケジュールに影響する最近の変更
  5. 確認できなかったこと
  6. 手順のまとめ

モルディブの日本食レストランの求人は、ほぼすべてがリゾートの求人です。料理人は島に住み、高額の滞在費を払ったゲストのために料理をつくり、周囲数百キロで日本語を話すのは自分だけ、ということもあります。この条件が、誰が応募するか、どう採用するかを左右します。本記事では、リゾートならではの視点と、2026年9月時点の外国人雇用ルールを解説します。2025年12月に施行された新しい規則と、2026年9月15日からの入国ルールの変更も含みます。

1. リゾートの和食厨房に必要な人材

リゾート内の日本食店は、多くの場合、同じ調理部門が運営する複数のレストランの一つです。そのため仕事の中身が3つの点で変わります。

多くのリゾートは、グループの地域本部やホテル業界の採用ルートを通じて採用しています。ホテル・リゾート内の和食店全般についてはホテル内和食店の料理人採用をご覧ください。

2. 島での仕事を日本の料理人にどう伝えるか

ゲストを惹きつける環境が、料理人によっては応募をためらう理由になります。求人票と面接では、必ず聞かれる次の点を具体的に伝えてください。

待遇全体については料理人の赴任パッケージをご覧ください。

3. 2026年の就労許可制度

モルディブでの外国人雇用は、政府のオンラインシステム「Xpat」を通じて行います。2026年9月時点で公式ページから確認できた主な点は次のとおりです。

項目ルール出典
根拠となる規則外国人雇用規則(Regulation on Employment of Expatriates)第2025/R-120号、2025年12月14日公布Xpatのお知らせ
クォータ(外国人雇用枠)雇用主はXpatに登録された外国人雇用枠を持つ。恒久的な枠の記録は2026年6月1日までに更新が必要だったXpatのお知らせ
就労許可手数料月MVR 350。雇用主がモルディブ内国歳入庁(MIRA)にオンラインでのみ支払うMIRA
初回の手数料支払いに必要な書類パスポートの身分事項ページ、採用通知書、健康診断書、写真、公証を受けた雇用契約書MIRA
就労ビザ雇用主が従業員の入国から15日以内にXpatで就労eビザ(Work e-Visa)を申請する。有効期間は就労許可に連動し、更新時は最長1年で発給されるモルディブ入国管理局
給与の支払い給与は認可銀行にある従業員本人名義の口座に振り込む必要がある(R-120/2025の第3次改正)Xpatのお知らせ
罰則罰金は初回MVR 50,000、2回目MVR 75,000、3回目以降MVR 100,000。過失の場合は影響を受けた従業員1人あたりMVR 50,000Xpatのお知らせ

就労許可手数料は雇用主の負担であり、従業員の負担ではありません。手数料が切れると連動する就労ビザも無効になるため、契約期間全体の分を予算に入れておいてください。

4. スケジュールに影響する最近の変更

5. 確認できなかったこと

アクセスできた公式ページでは、2025年規則のもとでの外国人従業員1人あたりの保証金(デポジット)、クォータの手数料の正確な額、厨房職の区分、住居提供に関する雇用主の義務について、現行のルールを確認できませんでした。以前の規則にはこうした項目の定めがありましたが、改正前の数字は掲載しません。予算を組む前に、外国人雇用を所管する省庁またはモルディブの専門家に現行の条文を確認してください。

モルディブの日本食料理人に関する公的な給与統計も見当たりません。国際比較は国別の寿司職人の給与をご覧ください。

許可手続きは早めに始め、観光・ビジネス目的の入国からの切り替えは前提にしないでください。2026年9月15日以降、料理人は入国前に就労許可入国パスが必要で、入国後15日以内に就労eビザを取得する必要があります。

6. 手順のまとめ

  1. 職務を定める:担当する店舗、他のスタッフを育成するかどうか。
  2. 住まい、休暇、航空券、契約期間、家族など、島ならではの疑問に答える求人票をつくる。
  3. 面接と実技確認はリモートで行う。
  4. Xpatで自社のクォータを確認し、現行規則で国民限定の職種がないかを確認する。
  5. 料理人の渡航前に就労許可入国パスを取得する。
  6. MIRAで就労許可手数料を支払い、入国から15日以内に就労eビザを申請する。
  7. 給与は料理人本人名義の銀行口座に振り込む。着任後1か月の進め方は日本から来る料理人の受け入れをご覧ください。

本記事は一般的な情報であり、法律・移民手続きに関する助言ではありません。ルールは2026年9月時点で下記の公式ページから引用しています。モルディブは2025年12月に外国人雇用規則を改め、その後も複数の改正を行っています。実際の手続きの前に、Xpatシステムと所管省庁で最新の要件を確認してください。

出典

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